兵庫県の丹波篠山で開催される「味まつり」とは
丹波篠山が名産の黒枝豆のオンシーズンである10月に3日間だけ開催される「味まつり」は丹波篠山黒枝豆の販売や、収穫体験など、「食べる・体験する・買う」のすべてを網羅できる大イベントです。
なお2023年の秋より3日間限定ではなく、10月中をイベント期間とした「味まつり月間」に変更して開催されます。
丹波篠山の秋の味覚の代表といえば・・・
黒枝豆、丹波栗、丹波篠山コシヒカリ、山の芋など美味しいものがたくさん。
9月から始まる「丹波栗フェア2023」も11月まで開催されているので、味まつり月間で同時に楽しめます。
現地の飲食店で限定メニューが味わえるのはもちろん、収穫体験をされている農園などでは栗拾いや黒枝豆狩りなどが体験できて、収穫したものを持ち帰って自宅で楽しむ一度で二度おいしい体験ができます。
秋の丹波篠山の目玉は、もちろん「黒枝豆」
おせち料理にも欠かせない「黒豆」が熟す前に収穫して食べるのが「黒枝豆」で、毎年10月の限られた期間にしか採れないため「幻の枝豆」とも呼ばれています。
一般的な枝豆に比べて、実が大きくふっくらとした食感で、甘みが強いのが特徴です。
収穫時期としては3つに分かれていて、収穫時期が早く実が青い「早生」、解禁日以降に収穫される「本黒」は甘みと柔らかさのバランスが一番よく、収穫期間終了間際の「完熟」は一番甘みが強く、柔らかいのが特徴です。
お好みによって、購入や収穫体験の時期を計画していただくのをおすすめしています。
イベント期間中の注意点
毎年すごく多くの人が訪れるため城下町周辺は混雑し、渋滞が予想されています。
城下町周辺を散策予定の方は、公共交通機関を利用されるか、JR丹波篠山口駅のレンタサイクルなどの利用がおすすめです。
収穫体験などで農園を訪れる方は、駐車場の有無や混み具合を事前に確認された方が安心できます。
私たち、丹波ふるさと村は城下町からは少し離れており、駐車場もありますので気軽に来村いただきやすいと思います。
体験のお申し込みは
じゃらんから受付しておりますので、よければご参加ください。
オンライン販売も企画中
また、混雑するのは避けたい、直接行ける距離じゃない・・・という方には、味まつりでも出品する商品をオンラインで取り扱いしておりますので、ぜひご検討ください。
丹波ふるさと村の黒枝豆の食べ方
■茹でる
1:まずは水洗い。さや部分をすこし切り落としておくと、塩味が入りやすくなります。
2:水をきった枝豆を沸騰した塩水に入れて茹でます。塩加減は水1リットルに対して約40g(大さじ2杯半)を目安でお好みで調整してください。
茹で時間は収穫時期によって以下を目安にしてください。
お好みの硬さは人によって違うので、途中で一つ二つ食べてみて、これぐらいかなというところで火を止めてください。
早生:10-15分
本黒:10-20分
完熟:15-25分。あくが出やすいので多めの水を沸かして茹でる方がおすすめです。
3:ゆであがったら、ざるにあげて水切りをします。
水洗いはしないでください。みずっぽさが出て、美味しさが損なわれます。
温かいうちに食べても、冷めてから食べてもどちらも美味しいのでぜひ両方味わってください。
*茹でる前の塩もみは使用する塩の半分ぐらいを使用します。
ただ、さやが硬いと手に刺さったりすることもあるので、注意してください。
■フライパンで焼き枝豆
1:よく水洗いした枝豆の余分な水分をきったら、オリーブオイル(もしくはごま油)と塩を枝豆にかけて揉みこみます。
こうすることで枝豆の水分を閉じ込め、甘みを損なわないようにします。最初の水洗い時に枝豆同士をこすり合わせて産毛を落としておくと口あたりがよくなります。
2:熱したフライパンに枝豆が重ならないように並べたら、蓋をして中火~強火(フライパンのサイズと豆の量で調整してください)で10分ぐらい蒸し焼きにします。
3:蓋を取って、枝豆を裏返したらもう一度蓋をして、さらに4-5分蒸し焼きにします。
蒸し加減はお好みで調整してください。